宝石の輝き

このサイトのデコレーションパーツと使用している画像は、当社のコマーシャル部門での撮影依頼によって製作されたものである。光輝く宝石群は撮影の対象物として持ち込まれた段階ではなんら光を放つ状態の物ではなく、ごく一般的なジュエリー店で販売されているアクセサリーにすぎなかった。しかし、クライアントのイメージするコンセプトは「強烈な彩度を放つ印象深い光の表現を強調」であり、それを具体化するに当たって綿密な会議がなされ、あらゆる最新デジタル技術を駆使する写真スタジオとして、そのブリリアントな世界を誇張し、従来にはない輝きの世界を製作しインパクトビジュアルなアーティスティックな商品として提供する事と成った。別ページで記載した写真の真偽性についての後継テキストではないが、表現領域への挑戦が映像の世界であり、お見合い写真であってもジュエリーの広告画像に於いても本来より美しく描写するのがフォトスタジオの業務の大半を占める部分である。したがって立場上の見解ではあるが、基本的に映像の製作はデッチアゲ作品を目指すものであり、真の姿を記録することはむしろ業務の外にあるとさえ思える。このケースでも被写体の真実の姿を観察する局面は一瞬たりともなく、ブラックなバック潰しのなかで色相や彩度、さらにはコントラストの配置を如何に理路整然と組み上げるかのみに終始した。写真を撮影すると言う画像の制作所とは社会機構の中での位置づけを考える機関ではなく、世の中の流れの中でどのような形で商品を提供し、ユーザーに満足のいくものとなる為の方法を考える一商人としての謙虚な姿勢が求められる物であると思う。真偽性云々などの話に加わるなどおこがましい事なのではないかと考える。