メディア・マッチング

商品を販売する為に広告媒体を使って流通に乗せる場合、その製品自体のクオリティーが購買力に大きく関わって来る事は言うまでも無く充分な認識がありますが、商品と写真表現での相性がことのほか重要である事は案外知られていません。例えば、ベビー用品をWEB上で販売すると言う子供服のメーカーがあるのですが、清潔感や素材感を重視する為、殆どが白色で統一されており、それをテーマとして押し出すコマーシャルを模索中だそうです。しかし、これをパソコンの画面上で消費者に柔らかな質感やきめ細かなデザインを充分伝えられるかと言うと不可能に近いと言えます。その理由は、テレビと同じでコンピューターの画面も個々の差が激しく、色が飛んでしまって形が解からなかったり、逆に暗すぎて汚れている様に見えたり、また赤っぽかったり、ブルーっぽかったりと問題は尽きないからです。印刷に頼る紙媒体なら製版業者との綿密なコラボレーションで試行錯誤を繰り返せば費用対効果が望める場合に於いては可能と言えるでしょう。この様に撮影する被写体とその表現手段のベストマッチングを考えた上で写真としての効果を狙わなければ意に反する結果を生むことになります。予想していた思惑が甚だしく外れるケースではその当たりが原因している時があると考えられます。


美とは何か What is the beauty出会いの象徴  symbol encounter倫理について考える think about an ethicより自由な世界 The freer world